病院長挨拶このページを印刷する - 病院長挨拶

国立病院機構茨城東病院長 石井幸雄
 国立病院機構茨城東病院のホームページにアクセスして頂き、誠にありがとうございます。令和5年4月1日より院長に就任いたしました。この場をお借りしてご挨拶申し上げます。
 茨城東病院は、昭和10年に除役結核軍人療養施設として創立された村松晴嵐荘を起源とする伝統ある病院です。昭和12年に内務省に移管され日本最初の国立結核療養所となった後、昭和20年に国立療養所村松晴嵐荘、昭和51年に国立療養所晴嵐荘病院、そして平成16年に茨城東病院に改称され、現在に至っています。開荘当時の外気小屋や作業療法の導入、その後の結核外科治療など、結核医療に関して先駆的役割を果たしてきました。
 現在は、胸部疾患と療育医療に特化した中規模病院ですが、一般病床の大半を呼吸器疾患が占め、外来も含めた呼吸器診療の規模においては日本有数です。結核罹患数の減少に伴い結核病床は減床しましたが、県内外の結核患者を診療し、最終受入機関としての役割も担っております。
 令和4年8月には念願の新病棟が開棟し、快適な入院生活を提供できるようになりました。基本理念に基づき、地域の住民の皆様、さらに地域のプライマリケア医の方々にも信頼される病院を目指し、職員一同日々研鑽してまいります。引き続き皆さんの温かいご支援とご助言を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
 
令和5年4月1日    
茨城東病院長 石井幸雄
 
【病院長挨拶・バックナンバー】