病院長挨拶:平成29年1月このページを印刷する - 病院長挨拶:平成29年1月

国立病院機構茨城東病院長 齋藤武文
国立病院機構茨城東病院のホームページにアクセスして頂き、誠にありがとうございます。新年を迎え、皆様に一言ご挨拶申し上げます。

当院は、昨年、胸部疾患・療育医療センターとして、様々な取り組みをして参りました。4月には感染管理認定看護師長を配置し、院内の感染管理の充実を図ると共に院外にも飛び出し感染対策の向上のため、他の医療機関と連携を図って参りました。

また、医療ソーシャルワーカーの増員、退院調整看護師の病棟配置などを推し進め、在宅復帰に向けた退院調整、退院前訪問などを実施してきました。併せて、作業療法士の増員を実現し早期退院、退院後の生活に向け、リハビリテーションの充実を図りました。

地域医療支援病院及び茨城県がん診療指定病院としても、放射線治療装置リニアックの更新を行い、医療資源を有効活用していただきたくPRをして参りました。

そのPR活動におきましても、院外におけるイベントとして、「看護の日」、「救急の日」の2回行いました。健康相談、白衣体験などにおいて住民の皆さんとのふれあいにも力を注ぎ、地域に向けて積極的に発信してきた年でした。

また、東海村内の特別養護老人ホームとの診療業務契約を行い、高齢者医療においても地域への貢献を行って参りました。

ところで、今年は酉年であります。「酉」の本来の読みは「ゆう」。口の細い酒壺を描いたもので、「酒」に関する字に用いられ、収穫した作物から酒を抽出する意味や、収穫できる状態であることから「実る」も表し、果実が成熟した状態を表していると語源由来辞典は解説しています。当院も今年の干支にあやかり、成熟した堅実な医療を地域の皆様に提供して参りたいと思います。

当院はこれからも成長し、基本理念である医療を受ける人の立場に立って、人権を尊重し地域に信頼される医療を提供するべく、地域の急性期中核病院としての責務を果たすとともに、教育・研修・研究にも力を入れて行きます。患者さんに優しい医療、地域の先生方からの依頼に断らない医療を行って参りますので、引き続き皆様の温かいご支援とご助言を心よりお願い申し上げます。
 
平成29年1月吉日

国立病院機構茨城東病院長 齋藤 武文
 
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