地域医療支援病院このページを印刷する - 地域医療支援病院

地域医療支援病院とは、それぞれの地域における中核的医療機関で、救急医療、急性期入院医療を行いながら、他の病院・診療所や介護・福祉施設と連携と保って、より良い医療を提供してゆく病院です。 病院内に地域医療連携室とうい組織を持ち、他施設から当院への紹介患者の受け入れや、逆に当院から他施設への患者紹介を円滑に行うことを主な業務としています。 また、MRIやCTなどの大型医療機器による検査などを診療所の先生が利用できる環境を提供しています。

医療連携は、以前から病診連携(病院と診療所の連携)、病病連携(病院間の連携)と呼ばれていて、その必要性は広く認められていました。
発病した患者の診断治療開始から終了までをひとつの病院で行うことが難しいため、それぞれの地域でいくつかの病院、診療所が役割を分担しつつ診療の開始から終了までを完結させるというものです。

地域の先生方には、いつも大変お世話になっております。
登録医になっていただき、当院への患者紹介や逆紹介の受け入れ、開放病床への入院患者紹介と共同指導、大型医療機器の共同利用により、地域に信頼される医療が提供できる病院をめざします。
 
茨城東病院は、茨城県知事より平成19年7月13付で「地域医療支援病院の名称承認」の通知が交付されました。
茨城県においては4施設目の承認となります。地域医療支援病院とは、以下のような地域医療に貢献する機能をもった医療機関として茨城県知事から承認を受けています。
 
  1. 紹介者に対する医療の提供(かかりつけ医等への患者の逆紹介も含む)
    (当院の承認要件は紹介率が65%以上であり、かつ、逆紹介率が40%以上であること。)
  2. 医療機器の共同利用の実施
  3. 救急医療の提供
  4. 地域の医療従事者に対する研修の実施
 
茨城東病院は、地域医療支援病院の承認を機に、これまで以上に地域の皆様により良い医療を提供できるよう、また、地域の医療機関から安心して患者さんを紹介していただけるよう努力してまいりたいと思います。
地域医療支援病院 承認