重症心身障害児(者)の支援についてこのページを印刷する - 重症心身障害児(者)の支援について

【重症心身障害児者・医療的ケア児の支援について】

当院は、胸部疾患・療育医療センターとして、呼吸器内科・重症心身障害児者の外来・入院診療を行っています。重症心身障害病棟開棟、重症心身障害児者の支援は家族会(重症心身障碍(児)者を守る会)と共に歩んできた50年以上の歴史があります。

また、県の委託事業である「重症心身障害児者支援従事者等研修」、その拡充事業として近年は「医療的ケア児等支援者養成・コーディネーター養成研修、医療的ケアが必要な障害児(者)支援従事者等研修」を継続して企画・運営しています。近年は、県外からの入所実績も増えています。

病棟内で、作業療法士・理学療法士がリハビリ、常勤の歯科医と歯科衛生士が歯科診療や摂食嚥下訓練を実施。常勤の呼吸器専門の臨床工学技師や専門看護師、病棟スタッフ、ベテランの小児科医2名等、多職種と連携し、療育指導室の保育士・児童指導員は福祉職として利用者さんの支援を行っています。主に、日常生活支援や成長・発達・ライフステージに関する支援といった療育支援、ご家族や成年後見人の皆様や院内外の関係者と病院・利用者さんをつなぐ窓口、障害福祉サービス全般に関する内容を担当しています。

【入院生活】
入院生活1
■当院の持つ診療機能を生かし良質な医療及び看護サービスをめざします。保育士による様々な行事やレクリエーションを提供します。(詳細はこちら
■サービス管理及び児童発達支援管理責任者による個別支援プログラムや相談支援を提供します。(詳細はこちら

■管理栄養士による個々の応じた食事を提供し、栄養食事指導を行います。(詳細はこちら
入院生活2
■理学療法士による姿勢管理や呼吸管理、日常動作訓練を実施します。(詳細はこちら
その他、訪問学級による教育、歯科医師による定期健診・治療が受けられます。このように、当院は重症心身障害における専門職が協働・連携によるチーム医療を展開しています。

【入院申込み】
当院にお電話を頂き、一度見てみませんか?見学、相談を随時受付けます。下記の専門職にお気軽にご相談ください。
お問合せ先:小児科療育指導室(療育指導室長または主任児童指導員)

【在宅支援】
短期入所事業を行っています。居宅で介護を行う方が、病気、休養等で介護ができない場合に利用できます。当院では、最大3名まで、年間延べ1,000名前後のご利用があります。さらに、相談支援も行っていますのでご利用ください。(詳細はこちら

【ボランティア活動】
ボランティアを募集しています。みなさんの時間を少しだけ分けてくれませんか?中・高・大学生、社会人、主婦、各種団体の方が、自分を生かした活動を行っています。ボランティア活動を体験したい方から、長い間活動している方まで、幅広く、多彩な活動をお願いしています。年1,200名前後の方が重症心身障害児(者)を見守ってくれています。どうぞ、下記のボランティア相談窓口までお気軽にお問合せください。
お問合せ先:小児科療育指導室(療育指導室長または、主任保育士)

【重症心身障害児等支援従事者研修】
茨城県が計画する医療介護総合確保法に基づく事業として、重症心身障害児等支援従事者研修を委託されております。
重症心身障害児(者)医療に携わる医療従事者又はそれ以外の医療従事者、重症心身障害児(者)を抱えている家族に対し、重症心身障害児(者)に関する知識や技術の向上を図ることにより、県内の重症心身障害児(者)へのケアの体制を充実させることを目的とした研修を計画しております。 現在、計画している研修については、トップページのお知らせに掲載しています。