第6回医師向け教育回診（福井大学名誉教授　伊藤春海先生）

11月22日（金）
福井大学高エネルギー医学研究センター名誉教授の伊藤春海先生をお招きし、教育指導回診が開催されました。
今年度は6回目となります。

伊藤 春海名誉教授の略歴は、京都大学医学部を卒業された後、学内で要職を務められ、1999年に当時の福井医科大学へ教授として着任され、医学科長、医学部長を歴任後、2007年には副学長、
2008年からは福井大学名誉教授、特任教授として、呼吸器画像診断学教育にご尽力されています。

また、伊藤教授は、京都大学時代に呼吸器疾患の解剖・病理学的知見と放射線学的知見を統合させる研究に取り組まれ、呼吸器画像診断学の礎を築かれ、世界に先駆けて肺HRCT（高分解能CT）の開発をもたらされたことで著名です。

画像から読み取れる疾患を一緒に読みながら、若手医師と議論していく形式で行われる教育回診で、今回は当院でも稀な症例を取扱い、いろんな選択肢を模索しながら、若手医師と伊藤先生が深く意見を交わし合っている様子が、とても印象的でした。

今回も出発電車ギリギリまで、長い時間ご講義いただき大変有り難うございました。

（教育回診の風景）

左）齋藤院長　　　　　　　　中央：横向き）伊藤先生