新型コロナウイルス感染症対策のご案内
2020年9月17日掲載
当院は、以前から呼吸器疾患を中心に診療を行っており、日本呼吸器学会認定施設、日本呼吸器外科学会関連施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設であり、地域医療支援病院として地域医療に貢献しております。
呼吸器疾患に関しては、肺結核や肺炎などの呼吸器感染症、肺がん等の胸部悪性新生物、間質性肺炎等のびまん性肺疾患、気管支喘息などのアレルギー呼吸器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫)などの疾患を中心に診療しております。
我が国でも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が現在流行しております。このウイルスなどの院内での感染を防ぐ対策として、当院に来院されるすべての方に体温の測定と体調、行動履歴などをお聞きしております。その結果、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、結核などの感染の可能性を疑った場合、そうでない患者さんと待合室、動線などを分けて診療をしております。また、清掃、換気などの環境を整備し、3密を回避する取り組み、飛沫の防護などを徹底し、感染伝搬のリスクの低減に務めています。
さらに、入院患者さんへの面会を原則として禁止しております。病院から来院するよう指示された場合、もしくは、生活用品のお届けをする場合のみご家族の面会を許可しております。
詳細は、以下の通りです。
当院の取り組み
1病棟面会禁止
- 院内感染防止のため、原則面会を禁止しています。病院からの依頼若しくは生活用品のお届けをご家族のみで許可しています。詳細は以下よりご確認ください。
- 面会禁止のお知らせ(リンク)
面会禁止は、感染拡大状況に応じ、対応を変更します。
2外来での取り組み
徹底した健康チェック
- 正面玄関にて、看護師が来院するすべての方の体温、健康状態をチェックしています。
- 納品等を行う外部業者の健康チェックを徹底し、許可証を発行した業者のみ院内へ入ることを許可しています。
3密を回避するための取り組み
- 待合の椅子には、間隔を空けて座っていただくようお願いしています。
- 換気を十分に行うため、常時窓を開放しています。
- 飛沫感染防止のため、各受付、診察室に透明なシートを設置しています。
- 来院する方へ、マスクの着用をお願いしています。
感染症専門外来を利用した感染疑い患者さんの分離の徹底
- 感染症の疑いのある患者さんは、一般の方が出入りする外来棟から分離された専門外来にて診療を行っています。
- 健康チェックの結果発熱等のある方は、看護師が問診を行い、必要があれば専門の外来へ誘導しています。
3徹底した職員の健康管理
- 毎日、勤務前に職員の健康チェックを実施しています。
- 発熱等がある場合には職場長へ報告し、勤務を控える等感染症の拡大防止のため徹底して管理しています。
4正面玄関等病院出入り口について
- 来院する方の健康チェックを徹底するため、院内への出入り口が一カ所になるようにしています。
5入院前PCRスクリーニング検査
- 当院では、新型コロナウイルス感染症の院内感染を防止するため、さらに医療従事者の感染の曝露を防ぐために、全入院患者さんに対し、同意のもとに新型コロナウイルス感染症の検査を行っています。
上記のような取り組みや診療体制を維持できておりますのも、医療物資などのご支援・ご寄付をいただいた多くの皆様のおかげです。 この場をお借りして厚く御礼申し上げます。